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世界遺産 和順支石墓遺跡

官庁バウィ地区

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官庁岩地区

官庁岩支石墓地区はそこで官庁の仕事を行ったことから名付けられた官庁岩支石墓を中心に190基の支石墓が密集分布している.この支石墓は和順支石墓遺跡で最大の群集をなす代表的な場所である.
支石墓たちは乾芝山の中腹に52基が山裾に沿って規則的に列をなして分布しており、規模が最も大きい超大型支石墓は2003年の調査の結果、支石墓の上石の下に支石が配置されており、地面を平坦にした後に石を敷いた墓域施設が確認された.
このように超大型支石墓の上石の下に支石が配置されており、土層上で水平面が見られることから、支石墓を築造する前に周辺を平坦に整地したことが分かる.