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グェバウィ支石墓地区はグェバウィ支石墓を中心に47基の支石墓が密集分布している.『グェバウ』と呼ばれるこの支石墓は元々5個の支石が支えている典型的な碁盤式支石墓で風水的に猫の位置にあることから付けられた名前である.海抜65mに位置しているが、遠くからもひと目で分かる平地を眺められる場所にあり、長さ530㎝、幅360㎝、厚さ300㎝の超大型上石である.
このように周辺で見られる他の支石墓とは異なり、規模が大きく丁寧に加工されており、若干高い台地上に造成されている点は、墓というよりは祭壇的な性格が強く、周辺の支石墓は墓として使われた場合が多い.